とやま~んの世界うろちょろ落書き帳

日本に戻って早2年、でもやっぱり定住できなさそう

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Stalag Luft 3

2012/6/27

 昨晩ホテルのレストランで食事をしたのですがあまりの価格の安さ(他ヨーロッパ諸国と比べて)に調子に乗って2人してビールを勢い良く飲んだ結果今朝は二日酔い。頭がズキズキ痛むし胃袋の調子もイマイチ。ビュッフェを楽しみにしていたのにここまで食べれないとは、不覚です。

食後すぐに観光に行く?と聞かれましたが正直観光できる体調では無く暫く眠らせてもらう事にしました。2時間程眠ると大分身体が軽くなったのでシャワーを浴び観光に出かける事に。ただこのホテルからStalag Luft 3の博物館まで4kmはゆうに離れています。なので町の中心まで歩きそこからタクシーを使う事に。

まずタイラーがドライバーに価格を聞いたのですが英語が話せず結局私と交代してロシア語で聞いてみると「ピッナーツァッチ(15)」だと言われたので乗車する事にしました。ポーランド語とロシア語は全く同じではありませんが、ある一定以上の年齢の方々だと理解してもらえるのでポーランドではロシア語を使うようにしています。北欧の後の中央アジアでは完璧にロシア語が通じるのでその練習も兼ねて。そういえば車で旅をしているりかちゃん達はついにカザフスタンに入国したらしい。ウズベク辺りで会えればいいなぁ。

無事博物館に辿り着きましたが入り口が閉まっていてチャイムを押すように書かれていました。でもその前に博物館の近くに設置されているモニュメントが目に入ったのでそこから。がりがりに痩せこけた男性が横たわっているインパクトの強いもの。

モニュメント
モニュメント

そしてその横には大脱走に使われたトンネルが再現されていて実際に身体を横にして移動する事が出来るのですがかなり狭い。ですが男性でも移動するのには充分のサイズ。

トンネルの再現
トンネルの再現

結構狭い
結構狭い

ここで一汗書いた後にチャイムを鳴らし開けてもらいました。相変わらずしれっと学割入場を果たし早速見て周りましたがこじんまりした1部屋だけだったので見やすかったです。実際に使われていた食器だったりゲームだったりドキュメントが展示されていましたが、1人の男性の誕生日が私と一緒。つい写真を撮ってしまいました。

水筒
水筒

同じ誕生日
同じ誕生日

博物館の横に実際の施設を再現した建物があるのですがその中にはオリジナルのストーブがあり、ストーブ下からトンネルが掘られたそうです。

ここからトンネルが掘られる
ストーブしたから掘られる

この施設には英語で説明してくれる男性がいてタイラーは自分のおじいさんがここで2年以上拘留されていた事を説明すると、拘留されていた人々の情報を現在集めているのでぜひ情報を欲しいとの事。彼のおじいさんはまだまだ健在だそうで喜んでいました。そして他の囚人達の情報を見せてくれ結局2時間近く話していたのでしょうか、空腹感が・・・。

話も一段落した所で実際に施設のあった場所まで歩いてみる事にしました。実際に脱走に使われたトンネル"Harry"もそこにあるそう。特に案内表示無い林の中を歩かなくては行けないのでマップをカメラに収め出発です。もちろんコンパスは持参。暫く歩くと古い線路がありそれをすぎ左折し真っ直ぐ歩いていると花がたくさん咲いていて歩いているだけで楽しい。他にも数種類の花が咲いていたのですが今回は写真が多いので1種類だけにします。

星みたい
星みたい

歩いていると少しずつ空の色が灰色に。そしてポツポツと雨が降ってきました。レインコートを持ち歩いていないので林の方に少し入り木々に守ってもらいつつ先に進みます。胃袋がエネルギーを欲しがっているのは博物館に居る時からで結構限界だなぁと感じた時にタイラーがイチゴがたくさん!!と地面を見て教えてくれました。それからは2人して必死になってイチゴ集め。出来るだけ大きく熟れた物を選び集めては食べ集めては食べを繰り返しようやく胃袋の機嫌が収まりました。

空腹しのぎ
空腹しのぎ

そしてもう暫く歩くとついにトンネル"Harry"が姿を現しました。といっても本物は地下9mにあるらしいです。この長いトンネルをわずか2~3ヶ月程で掘ったというのだからすごい。というのもばれない様にほんの少しずつ堀りその土を小袋に入れズボンほ膝下部分に吊るし外で畑を耕す際にそこから土を落とし他の土と混ぜて気づかれないようにしなければならなかったのです。というのもこの地の地下の土の色はとても明るい色で表面部とは違ったので少しずつで無いといけなかったのでしょう。ですが柔らかい土だったのでトンネル自体は掘りやすかったんだろうと想像します。酸素の問題ですがちゃんとパイプが通され呼吸できるようになっていたそう。

9m下に本物のトンネルがある
9m下に本物のトンネルがある

そしてこのトンネルにより76人という大規模な脱獄が成功したのですが結局50人が途中で射殺され12人が連れ戻され6人14成功したらしいのですが実際に家族の元へ戻れたのはわずか3人だったそう。

駅の近くには第1、2次世界大戦で亡くなった人々の慰霊碑が設置されています。第1次の方には、ロシア軍、ドイツ軍のお墓が。もちろん3つ十字が光っていました。ザガーンは小さな町ですがナポレオンの戦争で始まり第1、2次世界大戦と多くの犠牲者が出た場所。博物館のスタッフはとにかくお墓だらけの町だと説明していました。

第二次世界大戦で戦死した人々の墓
第二次世界大戦で戦死した人々の墓

ポーランド、今回で2回目ですが前回も収容所の訪問だったので気持ち的にちょっと重たい。けどもちろんここだけに限らず日本でもそうですし世界中どこでも負の歴史はあるんですけどね。明日のベルリンだって最近まで壁で隔離されていたし。それでも美しい街だと何度も聞いたので楽しみにです。

<移動>
・市内中心部→博物館・・・タクシー/15ズロチ
・駅近く→ホテル・・・タクシー11/ズロチ

<観光>
・博物館/学割で3ズロチ、大人5ズロチ

<宿>
Zagan/ザガーン
・WillaPark・・・ツイン42ユーロ/部屋
 Adress:ul.Pitsudskiego 19
 Phone:68 478 18 33
 E-mail:recepcia@willapark.pl
 URL:www.willapark.pl
 wi-fi無料、部屋で使える。朝食付き。
 多少中心地から離れているけど歩くには問題ない距離。

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とやま~ん

Author:とやま~ん
Now: Tokyo, Japan

Thought I would settle down in Tokyo, but my mind insists on moving forward! I was wondering whether I could find a place where I feel my home. Life is exciting!

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